高校生になると僕が包茎だということは次第に話題に上がらなくなりました。
当然ですよね、成人男性の約80パーセントが包茎なんですから。
そして僕にも待望の彼女ができたのですが……どうしてもセックスに踏み切ることが出来ませんでした。
理由は彼女に僕が包茎だということがばれるのが怖かったからです。
ただ、その後高校を卒業し大学生になった僕はいつの間にか自然とセックスをするようになっていました。
それも割りと多くの女性と。
仮性包茎であったのと、もしかしたらペニスが多少は大きくなり、以前よりは包茎度合いが低くなったのが理由だったかも知れません。
ただ、僕が包茎であるということは変わらないわけで……大学時代の僕は割りと大勢の女性と付き合いました。
もちろんその全員とセックスをしました。
付き合いはじめた頃は明かりも付けずに暗闇の中でやることが多いので僕が包茎であるということがバレる確立はほとんどないのですが、特定の女性と長い間付き合うと、どうしてもマンネリのセックスではお互いに満足がいかなくなり、様々なプレーを楽しむ様になりました。
そんなときに僕はある一言をそのとき付き合っていた女性から言われたのです。
その言葉は今でもはっきりと覚えています。
「あなたって包茎だからセックスの幅がせまいのよね。私がいままで付き合ってきた男性は皆包茎ではなかったから、もっとセックスが楽しかったし私自身も気持ち良かったのよ」と。
ストレートな性格の女性だったので別に悪気があって言ったわけではないというのは頭の中では理解していましたが、やはり「包茎=ネガティブ」というイメージが再び僕の中で復活したのです。
それからは、あまり頻繁に女性とセックスをすることはなくなりました。
それからの僕はあまりセックスをすることはなくなりましたが、別に性欲が無くなったわけではありません。
ただ、僕が包茎であるということが付き合っている女性にばれるのが嫌だったから――そのことに尽きます。
ですので、たまにやるセックスの際にもどうしたら女性が僕が包茎であるということに気付かないか?
そんなことばかりを考えていました。
今思えばそんなカップルが長続きするわけありませんよね。